著書・総説・解説記事等

著書

1.Pervasive haptics (2016年, Springer Japan)

[執筆部分] THE BRAIN NETWORK FOR HAPTIC OBJECT RECOGNITON を執筆。                           [執筆内容] 私がこれまでに行った触覚物体認知に関する心理物理学および脳機能イメージング研究の概説.
[編者] Kajimoto H., Saga S. and Konyo M.
[共著者] 担当章の共著者はなし

2. Dynamics of Learning in Neanderthals and Modern Humans (2014年2月, Springer Japan) PDF

[執筆部分] Sense of Acceptance: Key Factor of Social Learning (Vol.2: pp217-220) を執筆。                      
[執筆内容] The sense of acceptanceとその神経基盤に関する概説と提案。紹介した実験系がKawamichi et al., 2015に使われている      
[編者] Akazawa T, Ogihara N, Tanab, HC and Terashima H                                 [共著者]執筆部分に関して他7名(Kawamichi H*, Yoshihara K, Kitada R, Matsunaga M, Sasaki AT, Yoshida Y, Takahashi HC, Sadato N)

3. 心理学研究法 第一巻 感覚・知覚(2011年9月, 誠信書房)

[執筆部分] 第7章 体性感覚の脳機能イメージングの部分 (pp. 184-185)を執筆。
[執筆内容] 近年では心理学の分野でも機能的磁気共鳴法(fMRI)を用いた研究が多く発表されている。そこで本著では触覚研究を行うに当たっての注意点を説明した。
[監修] 大山 正
[編者] 村上 郁也
[共著者] 他7名

4. Multisensory Object Perception in the Primate Brain (2010年7月, Springer)

[執筆部分] Haptic face processing and its relation to vision (pp. 273-300)を共同で執筆。PDF
[執筆内容] 触覚と視覚による顔認知に関する研究の概説。(本稿は,Lederman SJ, Klatzky RL, Kitada R.の共著。著者が脳機能イメージング研究の部分を担当した)
[編者] Naumer MJ Kaiser J
[共著者] 他32名

5. 触覚認識メカニズムと触覚センサ・触覚ディスプレイ技術 (2010年9月, サイエンス & テクノロジー)

[執筆部分] 脳における触覚情報処理 (pp. 19-35)を単独で執筆。
[執筆内容] 神経中枢における体性感覚の情報処理について,最新の知見を紹介しつつ概説した。視床のVPL核・一次体性感覚野・二次体性感覚野といった古典的な脳領域から,後頭頂葉・後頭-側頭領域に関する知見までを幅広く概説し,視覚障害者の脳の可塑性についても言及した。
[編者] 下条 誠,前野隆司,篠田裕之,佐野明人
[共著者] 他54名

6. Corsini Encyclopedia of Psychology (4th edition) (2010年1月, John Wiley & Sons)

[執筆部分] Haptic perception (第2巻 pp. 750-752 PDF),Tactile Sensation (第4巻 pp. 1751-1752 PDF)を共同で執筆。
[執筆内容] 触覚の心理・生理学的特性について,解説を行った。(なお本稿は,Lederman SJ, Kitada R, Pawluk Dによる共著であり,執筆内容を協議,決定した上で,著者が中心に執筆した)
[編者] Weiner IB & Craighead WE
[共著者] 他約1200名(百科事典のため多数)

7. 脳百話―動きの仕組みを解き明かす (2003年11月, 市村出版)

[執筆部分] 運動イメージ(pp. 106-107), 運動感覚と錯覚(pp. 108-109), アクティブタッチ(pp. 110-111), 運動と空間認知 (pp. 112-113), ミラーニューロン (pp. 114-115)を単独で執筆。
[執筆内容] 運動と認知に関係する上記の題名のトピックについて,学部生向けに紹介した。
[編者] 松村道一・小田伸午・石原昭彦
[共著者] 他21名


総説・解説記事

1. 北田 亮, 定藤規弘(2017年) . 点字読の神経機構 Clinical Neuroscience 35巻, pp. 172-173.

2. 北田 亮 (2016年) ‘触覚による物体認識に関わる脳内ネットワーク’ 基礎心理学研究, 35巻, pp. 68-71 2016年

3. Pawluk DTV, Adams RJ, Kitada R (2015) Review: Behavioral Research, Technology Development and Applications in Assistive Technology for Individuals Who are Blind or Vision Impaired Using Haptics.IEEE Transactions on Haptics 8巻, pp. 258-278. PDF

4.北田 亮(2014年) 失認―What’s new? 触覚認知 触覚認知の心理学. Clinical Neuroscience 32巻, pp. 183-186.

5.北田 亮 (2012年) 触覚による社会的コミュニケーションの認知脳科学的メカニズム. 日本ロボット学会誌 30巻, pp. 466-468.

6.北田 亮 (2012年) 視覚障害者の視覚野応答. Clinical Neuroscience 30巻, pp. 593-594, 2012年

7.Lederman SJ, Kilgour A, Kitada R, Klatzky RL, Hamilton C (2007年) Haptic face processing. Canadian journal of experimental psychology = Revue canadienne de psychologie experimentale 61巻 pp. 230-241(査読付)PDF

翻訳

1.ヒトの動きの神経科学 (2002年5月, 市村出版)

[翻訳部分] 英語の神経生理学の教科書である 'The Neuroscience of Human Movement' (C.T. Leonard著,Mosby出版)の 第2章pp. 38-47 (大脳基底核) を翻訳した
[監訳] 松村道一, 森谷敏夫, 小田伸午
[翻訳者] 他17名